この記事をご覧になっている方の多くが、転職エージェント、マイナビ税理士に関心があることと思います。
特に転職を考えてる人にとっては
- マイナビ税理士の評判・口コミはどのようなものだろうか
- マイナビ税理士のメリット・デメリットを知りたい
- 万一自分に合わなかったらどうしよう
- マイナビ税理士って求人数が少なくない?
など疑問や不安はつきものです。
当然ながら、未経験者も含めて、転職の失敗は絶対に避けたいところ。
そこで今回は、評判・口コミをもとに転職エージェント、マイナビ税理士を徹底分析していきます。
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・実務経験、通算20年以上
・独立までに大・中・小の3つの事務所に勤務(他に特許事務所経験あり)
・資格:公認会計士・税理士・弁理士
・独立後は会計・特許事務所を運営
マイナビ税理士の評判のまとめと感想
最初にマイナビ税理士についての評判のまとめと、筆者の全体的な感想を述べておきます。
- 税理士特化型だけあって、業界の理解が深い
- 求職者の要望や疑問にしっかり耳を傾けてくれる
- アドバイスや提案が的確
- 希望の求人を紹介してもらえないこともあり
- 担当者ごとの質・対応にバラツキがある
全体的に見て、双方向的なコミュニケーションがしっかりとれているのが窺えます。
そのため求職者のエージェントに対する信頼は非常に高いです。
また業界未経験者にも柔軟に対応しており、業界知識はもちろん、求人企業への精通度が違うと感じました。
他方で、特化型を極めた反面、それ以外の分野では限界がでてくるようです。
希望条件によっては、ミスマッチが生じてくるかもしれません。
希望の求人を紹介してもらえなかった、という声もチラホラ。
担当者の質にバラツキ等があることも否定できません(ただしどのエージェントにも付いて回る)。
マイナビ税理士の評判・口コミ
良い評判・口コミ
33歳・男性:保険会社➡税理士法人
自分では転職先をどういった基準で選べば良いか全くわからなかったので、キャリアアドバイザーの方にその基準を教えていただき助かりました。
マイナビ税理士
また、最初の面接を始めてから、2週間ほどで面接活動を終えました。その間に5社の面接をしました。他にもお断りした面接予定の会社が数社ありました。とてもスピード感があって、集中して転職活動をするとこができてよかったです。
29歳・男性:SP代理店➡経理・財務
やはりキャリアアドバイザーの方が優秀であり、条件の良い企業様から内定をいただけたためです。
マイナビ税理士
的確なアドバイス、丁寧な対応、自分の希望に合致した案件紹介をしていただきました。私の場合は転職活動期間がやや長くなってしまいましたが、根気よくサポートしていただき、大変心強かったです。友人・知人に転職希望者がいれば、ぜひ貴社を紹介したいと考えています。
24歳・女性:コンサルティングファーム➡経理・財務
キャリアアドバイザーの方の対応が親身で、信頼して考えを話すことができました。
マイナビ税理士
特に、転職活動初期は考えが固まっていないこともあり、キャリアアドバイザーの方との会話で自分の気持ちが見えてきたということもありました。面接前には必ず具体的なアドバイスをくれたので、雰囲気を予想することができ、安心して面接に臨めました。
25歳・男性:会計事務所➡会計事務所
キャリアアドバイザーのご対応の素晴らしさです。電話又はメールのみでのやり取りで私の希望の業界・規模の企業を数社紹介していただき、比較検討することができました。
マイナビ税理士
面談することができない分、小まめにお電話いただき面接対策や疑問点の解消に注力していただきました。非常に話しやすいお人柄で自分の考えをストレートにお伝えすることができました。
また、それを的確にくみ取ってくださるため、安心して転職活動を進めることができました。また、面接前後にはメールやお電話で「面接頑張ってください」「面接お疲れ様でした」とご連絡いただき、細やかなお心遣いをしていただきました。また、転職することがあればぜひマイナビ税理士にご対応いただきたいと感じました。
29歳・女性:税理士法人➡税理士法人
キャリアアドバイザーの方が非常に落ち着いてお話を丁寧にきいてくださる方だったので非常に安心してお話することができました。
マイナビ税理士
また非常に業界に精通しておられる方で私の知らないことをたくさんご存知だったので不安な気持ちがなくなりとても頼りになる方でした。
悪い評判・口コミ
悪い口コミというのがあまり見当たらなかったのですが、次の様なコメントが殆どでした。
マイナビ税理士とはこんなエージェント
マイナビ税理士の概要
- 税理士に特化しており、業界に精通している
- 非公開求人が充実(80%が非公開!)
- 求人企業とのパイプが太い
公開求人件数 | 約1,500件 |
得意分野 | 税理士・科目合格者 |
主な年齢層 | 20代・30代 |
非公開求人 | 〇 |
設立(歴史) | 1973年 |
マイナビ税理士は大手のマイナビによって運営されている一方、税理士に特化しているユニークなエージェントです。
そのため業界に精通していることはもちろん、科目合格者や未経験者向けの案件も充実しています。
また、マイナビ税理士の強みといえば、非公開求人の多さ。
それは企業とのパイプの太さ(信頼関係の強さ)の表れとも言えるでしょう(メリット参照)。
マイナビ税理士の求人内訳
次は求人内訳です。
求人数の内訳 | |
---|---|
税理士 | 783 |
科目合格者 | 721 |
会計事務所・税理士法人 | 1,105 |
コンサルティング | 263 |
事業会社 | 81 |
金融機関 | 49 |
日商簿記2級 | 205 |
日商簿記1級 | 81 |
未経験者OK | 390 |
マイナビ税理士HP・求人検索に基づく(令和6年7月5日現在)
全体的に税理士、科目合格者、そして会計事務所関連の求人が充実しています。
また未経験者についての求人も少なくありません。
ただし、それでも公開求人数は(他社と比べて)少なめに感じるかもしれません(特に事業会社など)。
やはり登録して非公開求人を紹介してもらうことがベストと言えるでしょう。
具体的な求人内容
ここではほんの一部ですが、マイナビ税理士の求人例を紹介します(マイナビ税理士の求人検索より)。
年収範囲 | 求人企業 | 仕事内容 |
---|---|---|
300万~450万円 | 税理士法人 | 税務スタッフ(未経験・受験生OK) |
500万~700万円 | 税理士法人 | 相続・資産税専門 |
600万~1,200万円 | コンサルファーム | M&A・組織再編等のFAS |
700万~1,000万円 | 事業会社 | 経理・決算・資金調達・事業計画策定 |
求人は、会計事務所・税理士法人からコンサルファーム、事業会社等、幅広くあります。
その中でも(筆者の個人的な感想ですが)会計事務所・税理士法人の年収は全体的・相対的に低めといったところ。
ただし未経験・受験生可の事務所もあり、勉強しながら税理士を目指そうとする方にはオススメです。
これに対しコンサルファームでは、FAS中心に高額案件が少なくありません。
専門性は高いですが、キャリアアップを狙う経験豊富な方や有資格者の方にとっては選択の幅が広がりそうです。
なお事業会社については、年収に幅があるものの、幹部候補を中心に上限が1,000万円に届く案件も結構ありました。
しかも全体的に会計事務所の一般税務よりも高めの感じです。
マイナビ税理士のサービス
- 面談(カウンセリング)
- 履歴書・職務経歴書等の書類の添削・推薦状の作成
- 面接対策・アドバイス
- 年収交渉や退職のアドバイス・サポート
今日、サービス内容自体はエージェントの間で殆ど差異はなくなってきています。
マイナビ税理士においても期待されるサービスは標準装備されていると言えるでしょう。
ここで注意したいのはエージェントというよりも求職者サイド。
特に税理士は面接も含め転職活動そのものが苦手な方が多い印象です。
ですのでこうしたサービス(特に面接対策・アドバイス)は積極的に活用することをオススメします。
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マイナビ税理士のメリット
- アドバイザーが税理士業界に詳しい
- 未経験者や科目合格者の求人も多い
- 小規模事務所から、大手税理士法人・大企業まで幅広くカバー
- 求人票ではわからない情報も教えてくれる
アドバイザーが税理士業界に詳しい
大手による運営のため転職の実績やノウハウは豊富である一方、マイナビ税理士自体は税理士に特化しています。
そのためアドバイザーの業界知識は豊富です。
特に税理士業界は特殊な側面があり、例えば、実務をやりながら受験勉強をしたり、夜間の大学院に通ったりします。
こうした事情等に精通することで、初めて求職者に寄り添った提案やアドバイスができるのです。
結果、科目合格者はもちろん、業界未経験者にもしっかり対応しています。
小規模事務所から大手まで幅広くカバー
確かに税理士業界に詳しいことは強みですが、それだけでは心もとないものです。
近年は税理士と言えども、会計事務所ばかりではなく、事業会社やコンサルティング会社など、幅広い業種で活躍しているのが現状です。
これに対して、マイナビ税理士では大小の事務所を問わず、事業会社(さらには金融機関まで)と広く紹介しています。
求人票ではわからない情報も教えてくれる&非公開求人の多さ
転職の際に気になる事項って、実はなかなか表には出てこないものです。
例えば、実際の職場の雰囲気とか、個々の人事担当者の考え方などは、求人票ではわからないもの。
マイナビ税理士ではこうした情報もしっかり提供してくれます。
こうした情報に精通していることは、エージェントと求人企業側との距離が近い(パイプが太い)ことを意味しており、結果として交渉がしやすいといったメリットにつながります。
(推薦状の作成を含め)求人企業に求職者のアピールが届きやすいとの声もありましたが、そうした強みを反映しているのが窺えます。
マイナビ税理士は非公開求人が多い!:
求人を非公開にするのは、求人企業側の選考効率や人事戦略の秘匿性によることが多いです。
優良かつ重要なポジションであり、その案件が多ければ、企業とのつながりがそれだけ強いと言えます。
マイナビ税理士のデメリット
- 40代以上のミドル層以降は厳しいかも
- 税理士と関連しない領域はあまり扱っていない
- 正社員の求人が中心である
40代以上のミドル層以降は厳しいかも
マイナビ税理士を利用される年齢層は20代、30代と言った若年層が中心です。
確かに40代以降のミドル層についても実績はありますが、どちらかというと少なめです。
転職市場一般の年齢的特性に鑑みるとやむを得ないとも思われますが、税理士の年齢層は比較的高めです。
ですのでミドル以降の方は他社との併用を検討した方がよいでしょう。
税理士と関連しない領域はあまり扱っていない
例えば、純粋な営業部門などについてはマイナビの得意分野から外れます。
また、会計分野と言っても、監査法人(公認会計士の領域)も主な守備範囲から外れます。
以上の場合はマイナビ会計士など(ケースによっては総合型のエージェント)を併用することを考えましょう。
正社員の求人が中心である
派遣やアルバイトの取り扱いは少なめです。
中には税理士試験の勉強(あるいは大学院への通学)の関係から正社員以外の選択を考えている人もいると思います。
そうした方は同様に、複数エージェントの活用を検討すべきです。
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マイナビ税理士をオススメできる人・できない人
オススメできる人
- 税理士・科目別合格者
- 実務未経験だが税理士を目指したいと考えている人
- 税理士資格を有するが、会計事務所・税理士法人以外の求人を希望する人
とにかく会計業界で活躍したいと考えている方でしたら、経験・資格の有無をとわず登録しておいて損はないエージェントです。
また、資格はあるが、事業会社やコンサル会社など、会計事務所以外でキャリアを伸ばしたい方にもオススメです。
オススメできない人
- 監査法人を希望する人
- 会計・税務以外の領域(営業など)を希望する人
- 派遣やアルバイトを希望する人
- 公開求人を重視する人
会計業界希望者にオススメといっても、唯一例外なのが監査業界です。
公認会計士(または試験合格者)で監査法人への転職を希望される方は、同じマイナビ系列の「マイナビ会計士」を利用してみてください。
なお、公開求人を中心に活動したい人(あるいは求人の透明性を重視する人)は「ヒュープロ」がベストです。
マイナビ税理士を利用する際の注意点
- 担当者が合わないと思ったら変更の希望を伝える
- 他のエージェントを併用する
- エージェントの立場を理解する
エージェントのデメリットに必ずと言ってよいほど挙げられるのが次の3つです。
- 担当者との相性が悪い
- 対応が遅い、あるいは逆に急かされた
- 自分に合った案件を紹介してもらえなかった(ミスマッチを含む)
人間同士のやり取りにはアナログ的な側面がつきものなので、相性の問題を100%回避することはできません。
また、実際には担当者の質の問題もあったりします。
なので担当者の変更のリクエストやエージェントの併用が大切になってきます。
他方で、意外と盲点になりがちなのが、エージェントの立場についての理解です。
少し考えればわかると思いますが、エージェントのクライアントは(報酬を下さる)求人企業です。
当然ながら、(仮に求職者が満足しても)求人企業側の満足度が低ければエージェントなど不要となってしまいます。
なので求職者の満足だけを考えて行動するエージェントはありません。
案件のミスマッチや希望通りの案件を紹介してもらえなかった背景には、こうした事情もあったりします。
マイナビ税理士と併用すべき他のエージェント
併用すべきオススメの他のエージェントを紹介しておきます。
ヒュープロ | MS-Japan | ジャスネットキャリア | レックスアドバイザーズ | |
得意分野 | 会計事務所 税理士法人 | 管理部門 士業 | 公認会計士 税理士 | 公認会計士 税理士 |
主な年齢層 | 25歳~50歳 | 20代~50代 | 20代・30代 | 20代~40代 |
設立(歴史) | 2015 | 1990年 | 1996年 | 2002年 |
税理士・科目合格者の方は、この中から3社もしくはすべてをマイナビ税理士と併せて活用するとよいでしょう(※ヒュープロはぜひ登録して併用することをオススメします)。
マイナビ税理士への登録から内定・入社までの流れ
マイナビ税理士の公式サイトから登録します。たったの3分で完了です!
もちろん無料です。
登録後は、アドバイザーより面談の日程について連絡が来ます。
一度対面で面談するのがベストですが、Web等のオンライン面談も可能です。
時間は60分から90分。
ここでできる限り希望条件を伝えておくとよいでしょう。
非公開の求人も含めて、求人紹介を受けます(マイナビ税理士は非公開求人が充実しています)。
また、具体的に応募する前に、職務経歴書等の応募書類の添削を受けます。
また、同時に推薦状を書いてもらうとよいでしょう。
特にマイナビ税理士は求職者のアピールが求人側に届きやすいと評判です。
事前に模擬面接などの面接対策をしてくれます。
特にマイナビ税理士の面接アドバイスは定評があるので、有効活用しましょう。
いよいよ転職活動の最終段階です。
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