公認会計士が目指すコンサルタントの道とは

公認会計士資格を持つコンサルタント!

カッコイイですよね。
ハイステータスのうえ高収入、さらには異性にモテモテで…夢や希望は膨らみます。

でもちょっと待って。

実は、筆者も若い頃、コンサルを目指していろいろと研究した時期があったのですが、そこで見えてきたのは過酷な現実でした。

そこでこの記事では、読者の皆様に後悔させないことを最優先に「公認会計士が目指すコンサルタントの道」と題して解説してみたいと思います。

会計士によるコンサルティング業務の全体像が見えてくるはずです。

この記事の執筆者

・実務経験、通算20年以上
・独立までに大・中・小の3つの事務所に勤務(他に特許事務所経験あり)
・資格:公認会計士・税理士・弁理士
・独立後は会計・特許事務所を運営
・学歴:早稲田大学理工学部中退、慶應義塾大学経済学部卒業

目次

多くの公認会計士はコンサルタントに向かない?

筆者はコンサルティング会社なるところに勤務したことはないのですが、独立後にコンサル的なサービスを付随的に行ってきました(具体的には、例えば知的財産の価値評価といったニッチな領域です)

自由かつ独自の業務展開でしたので、違和感はなかったのですが、
会計士の本来の資質とコンサルの資質って相反するのでは、との懸念が拭えません。

たしかにFASなどは会計士サイドに近いコンサル分野ですが、
ゼロベースで問題解決をしていかなくてはならない領域ですと、各人の適性が相当問われてきます。

実際、コンサル会社に転職する会計士は近年増加していますが、どれだけ満足のいく転職だったかは今一つ不透明。

もちろん何かしらの経験値を積めますので、キャリアにとってマイナスということはないのですが、
周囲を見渡しても、多くの人が早い段階で(1年以内に)次のステップに移っていくようです。

しっかり研究した後で、とりあえずチャレンジしてみるのは十分アリですが、
監査が面白くない、という理由のみでコンサルに携わろうとすると、長くは続かないかもしれません。

筆者のように付随的にコンサルをやるのであれば、会計士資格とコンサルは相性が大変良いと言えます。

他方で本格的にコンサルをやっていこう(コンサルタントとして飯を食っていこう)というのであれば、

自然と頭と心が動いてアイデアが浮かぶ
寝食を忘れて取り組める

(領域によっては)自分が会計士であることを忘れて没頭できる

このくらいで丁度よいのではと思います。

確かに1年もやれば、自身のコンサルタントしての適性は大体見えてくるはずです。

公認会計士とコンサルティング

コンサルティングの種類

  • FAS(財務アドバイザリーサービス):M&A、デューデリジェンス、株価評価、事業再生、フォレンジック(不正調査)
  • 会計制度(システム)の構築:内部統制整備(SOX対応)・IFRS対応・連結決算対応含む
  • 税務コンサルティング:事業承継・事業再生・破産含む
  • 業務改善・改革:IT化推進・情報システム構築・ERP導入・DX
  • 経営戦略コンサル

他にも人事評価や不動産関連などの分野もあるのですが、会計士からは完全に離れますのでここでは割愛します。

会計士がコンサルタントとして関与していく場合は、通常、上3つ(FAS、会計制度絡み、税務コンサル)となります。

他方、業務改善・改革及び戦略系への会計士の関与は少数と言えるでしょう。

会計士の主な転職先候補

スクロールできます
転職先主な業務内容オススメ度
監査法人系FAS(M&A)、会計システムの構築★★★★★
税理士法人系税務コンサルティング、F&A(M&A)、事業承継★★★★☆
独立系コンサル(FAS等)FAS(M&A)、会計システムの構築★★★☆☆
金融機関・投資銀行FAS、M&A、一部税務関係★★☆☆☆
IT(システム)コンサル業務改善・情報システム・ERP導入、DX★★☆☆☆
独立系コンサル(戦略)戦略系★☆☆☆☆

会計士の転職候補としては、監査の経験が生かせることから、上3つまでが中心となります。

ここで転職先は、監査法人系と独立系とに大きく分けられますが、
特に大手監査法人系とそれ以外との違いは、業務の細分化の程度です。

大手監査法人では業務が分断されているので、例えばM&Aなら、その業務の一部(財務DDなど)を担う、といった感じです。
同じ担当者がプロジェクト全般に関与することは通常ありません。

またプロジェクトによっては、数年単位で(長期にわたって)行われることもあり、その場合は特定のクライアント1社にクギ付けとなることもあります(特に戦略系や情報システム系)。

ですので、様々な仕事を経験したい人は、(大手よりも)比較的小規模なファームを選ぶとよいでしょう。

ただし、独立系や小規模ファームでは、そもそも扱っている業務が様々ですので、具体的に携われる業務内容を確認しておく必要があります。

監査業務vsコンサルティング

大まかに監査とコンサルを対比させてみます。

注意したいのは、コンサルには様々な領域があるということ。
例えばFASはどちらかというと監査寄りなのに対して、戦略系などはバリバリのコンサルとなります。

なので、ここでは参考として監査とコンサル一般とを相対評価してみます。

監査業務コンサルティング
年収悪くない高収入を狙える
安定性安定不安定
資格必須不要
ワークライフバランス普通厳しい
独立性厳格100%顧客サイド

🍀年収

監査業務の年収は悪くありません。30代前半で1,000万円に乗せることも十分可能です。
ただし、その後が伸び悩みます。

対してコンサルは(分野にもよりますが)非常に幅があります。
基本的には実績がすべてで、年収はそれによって決まってきます。

🍀安定性

監査は法制度に基づく業務なので(リスクはありますが)安定していると言えます。

対してコンサルはゼロベースであり(ゼロから考えていかなくてはならない)、また、上で述べた通り実績がすべてです。
安定性に乏しく、むしろ仕事を切られる可能性が付いて回ります(プロ野球の選手のようなものです)。

🍀資格

監査をするには、国家資格が必要です。

対してコンサルは不要。
ただし、大手外資戦略系や大手外資投資銀行は、トップクラスの学歴・職歴が事実上求められます。

🍀ワークライフバランス

監査も時期によってはハードワークになりがちですが、コンサルはそれ以上と考えるべきです。

特に戦略系や外資はいわゆる24時間体制に近いと言ってよいかもしれません。
コンサルやっている間はワークライフバランスは諦めた方がよいでしょう(タイパなどは論外)。

🍀独立性

これは言うまでもありませんね。
監査は独立の監査人。コンサルは完全にクライアント寄りです。

会計士によるコンサルの内容

ここではコンサルの種類ごとに具体的な業務内容と併せて「コンサル度」という指標を示してみたいと思います(注:筆者独自に考案した指標です)。

「コンサル度」は、★の数で評価します(★1つ~5つ)。
★の数が多いほどコンサルっぽくなってきます(★が少ないほど監査寄りです)。

FAS(財務アドバイザリーサービス)

コンサル度:★~★★
FASの中でも特にDDなどは調査であり、監査をしている感覚に近いです。

FASと一口に言っても、その内容はM&A、デューデリジェンス(DD)、株価評価、さらには事業再生等、広範囲に及びます。

公認会計士の転職と言えば、まずはこの分野が挙げられるでしょう。
監査業務の経験や知識をフルに生かすことができ、かつキャリアを発展させることができます。

具体的には、CFOを目指すこともできれば、独立する際の業務の差別化につなげることもできます。

また、業務の基礎となるのがDDなのですが、基本的に監査でやるようなことをやっていきます。
そこで特に重要になってくるのがリスクの特定と将来キャッシュフロー予測です。

他方で、監査と大きく違うのが、適性・不適正などといった(投資家保護のための)意見表明を行ったりしないこと。
あくまで、「その会社って、なんぼの価値があるの?」とか、「会社の健康状態は?」についての調査です。

手法は似ていても、目的(出口)は全く異なるということです(会計士と顧客の間の緊張感も違ってきますね)。

筆者も知財に詳しい会計士として無形財産(特許権等)の価値評価や資産計上の可否に携わったことがあります。
そこで感じたのは、M&Aは実に複雑で、様々な専門家(弁護士や不動産鑑定士等)の力を結集する必要があるということ。
キャッシュフロー予測やリスク評価にしても、(客観性の確保も含め)本当に難しいものです。

事業再生

コンサル度:★★★★☆
財務調査を伴うので監査経験が大いに役立ちますが、その後が正念場となります。

FASの中でも、他の業務とかなり雰囲気が異なるので、別に解説しておきます。

コンサル度を見ていただければおわかりの通り、財務の調査以上に、いかに企業を再生させるかが仕事の中心となります。

再生コンサルは、言ってみれば企業の救命救急なのですが、そこからイメージできるように緊迫した状況が少なくありません。

多くが融資でトラブルを抱えていたり、資金繰りに行き詰っていたり等で、「自分ではどうにもならない。誰か助けてくれ!」と経営者からSOSが発せられている状態なのです(銀行からの救援要請も多い)。

そこで企業の救命ドクターの出番ですが、会計士は弁護士と並んでその活躍が大いに期待されます。

他方、コンサル度が強くやりがいがあるのですが、次の3点は覚悟が必要です。

  • 業務はかなりハードである
  • 高い報酬はあまり期待できない
  • 結構泥臭く、交渉が苦手な人は辛いかも

業務内容から推測できると思いますが、時間との闘いの場面も少なくありません。

また資金的に大変厳しいので、報酬へ充てられる原資も限りがあります

あんまり大きな声で言えないのですが、弁護士に(報酬の多くを)もっていかれちゃうこともあります。

あと大変なのが、各種交渉。
こちらが提案したもの(新たな返済プランやリストラ案など)を、金融機関等を含め当事者がスンナリ受け入れるとは限りません。

ですので、FASコンサルの中でも適性が厳しく問われそうです。

自分はデスクワーク派だ、という人には難しいかも。

会計制度(システム)の構築

コンサル度:★★★
会計士が関与しやすい分野の中では、最もコンサルティングらしいと言えるでしょう。

こちらも広範囲です。

例えば、内部統制整備(SOX対応)・IFRS対応・連結決算絡みなど。
特にIFRS関連では今後も上場企業を中心に需要が見込まれます。

また、中堅企業などでは、それまでの税務基準から会計方針を変えていくことがあります。

その際には、単に会計だけの問題にとどまらず、各業務との連動、さらには情報システムの在り方までも考えていかなくてはなりません。

特に非上場企業では、想像以上にこの辺りが未整備だったりするので、会計士によるきめ細かな指導が大いに期待されます。

こうした会計コンサル分野には、独立系のコンサル会社(会計士が運営しているところもある)も相当数参入しています。

税務コンサルティング

コンサル度:★★★
税務コンサルでは事前対策(戦略的な節税スキームづくり)が大切になってきます。
後付け的な決算申告業務とは次元が異なるため、コンサル度はかなり高いです。

具体的な業務内容としては、資産税絡み、事業承継(自社株評価)、破産業務、さらには国際税務などです。
このうち国際税務はBIG4が圧倒的に有利ですが、中堅事務所でも結構手掛けています(国際税務はハードである一方、とにかく稼げる!)。

また、業務の基本は税務であるものの、FAS的な業務(M&Aを含む)に関与できることもあるため、会計士としてオールラウンドな経験が可能です。

先々独立を視野に入れている人には特に向いているでしょう。

中小事務所の場合、顧客は中小企業が多いため、比較的全体をつかみやすく、かつ、やりがいを感じられるでしょう(ただし報酬はあまり高くはない)。
他方、大規模事務所にて大型案件に携わるとなると、専門性は高いものの、”狭く深く”ということになってきます。

つまり事務所によって関与している分野は様々ですので、転職に際しては事前の情報収集が大切です。

業務改善・改革(情報システム)

コンサル度:★★★★
このサービス内容になりますと、本格的なコンサルっぽくなってきます。

ここからは会計士の本来の業務から離れていきます。

昔は各業務システムの構築などが主な領域でしたが、
今日では単なるシステムコンサルを超えた、ITコンサル、さらにはERP導入、DXなども積極的に行われるようになってきています。

ERP(Enterprise Resources Planning)では、資源を無駄なく有効活用し経営の効率化を高めていくことを目指します。
他方でDX(Digital Transformation)では業務の変革まで視野に入れています。

要するに業務プロセス(手段)の改善だけでなく、抜本的な経営の見直しを図っていくというものです。

具体的には、情報処理システムやITスキルなどが求められてくるため、会計士の本来の知識以外にも相当の勉強が必要です。

また、情報システムの構築では、数年単位の長期プロジェクトもあったりします。

この領域(会計×IT×業務改善)は今後一層注目されるため、関心のある方は、しっかり情報収集のうえ、挑戦することも十分アリと言えるでしょう。

筆者はかつて、この領域にコンサルタントして携わったことのある会計士の方と仕事をしたことがあります。
彼は理系出身のうえ、会計と情報システムの両方に(机上だけでなく)実務レベルでも精通。
その個性的なバックグラウンドは計り知れない可能性をもたらし、今では大学で教鞭をとるに至っています。
まさに我が国の情報会計のパイオニアです。

会計士の戦略系コンサルへの転職について<参考>

コンサル度:★★★★★
バリバリのコンサルです。コンサルと言えば、この戦略系のことを思い浮かべる人も多いでしょう。

コンサルの真打ともいえる分野ですが、会計士でこの領域に進む人は極めて少数派となります。

まず会計士と決定的に違うのは、とにかくゼロベースで物事を考えていかなくてはならな点です会計基準等の拠り所が無いのです)。

しかもその思考やコミュニケーションは(他のコンサルとは)次元が違います。

戦略系での、ほんの一例ですが、

課題:ラーメン屋さんの売上を2倍にしたい

こんなシンプルなテーマが提示されたりします。

素人ですと、フィーリング的に解を求めたり、あるいは人によっては職人技に解を求めるかもしれません。

他方、コンサルタントとしては、綿密な調査を行い、仮説を組み立てて実証し、さらに十分な根拠資料とともにクライアントに説明をしていきます。

ここで要求されるのは

  • 論理的思考能力
  • 高度なプレゼンテーション能力

なのですが、これが本当に一筋縄ではいかない!

通常、関係部署を中心に反駁や(状況によっては)総スカンを食らったりするものです。

また、更に大変なのが会計士の思考から脱却する必要性に迫られること(これがまた戦略コンサルへの転職を一層困難なものにします)。

結論として、もし戦略コンサルをやるのであれば、柔軟性がある、できるだけ若い時期(20代)に転身すべきでしょう。

筆者の意見ですが、さらに戦略系は秀才かつ野心的な人が結構向いていると思います。
事実、”地頭の良さ”を戦略コンサルの適性に挙げることが多いです。

なお、外資の名門ファームでは学歴の段階で普通に東大・京大・ハーバードと条件を付けてきます。
英語力も英検1級、TOEIC満点は当たり前。海外留学組(MBA)も少なくありません。

コンサルタントの年収

参考までに求人サイトから年収調査を試みましたので、その結果を示しておきます。

リサーチ法としては、求人サイトから求人企業の提示した年収範囲を抽出し、これを平均しています(右の数字はその中央値で、これが高い順にランキングしています)。
なお、FAS関連については大手監査法人BIG4とそれ以外(独立系)に分けています。

参照求人サイト:マイナビ会計士・MS-JAPAN・doda・レックスアドバイザーズ

スクロールできます
コンサルの種類年収範囲の平均年収範囲の中間値
(国内)戦略系713万~1,270万円991万円
BIG4系FAS567万~1,362万円964万円
税務コンサル570万~1,078万円824万円
独立系FAS501万~1,125万円813万円
IT・情報システム586万~1,006万円796万円
中小企業向け466万~853万円659万円
監査業務(参考)531万~1,030万円781万円
参考求人サイト:マイナビ会計士・MS-JAPAN・doda・レックスアドバイザーズ

結論的には、コンサルティングは(監査業務と比べても)全体的に高めでした。
監査自体は収益を直接生み出すものではないので、然るべき結果とも言えます。

また、ランキングの内訳としては、予想どおり戦略系が№1でした。
次にBIG4系FAS、税務コンサルと続きます(ただし税務コンサル以下はあまり違いはありません)。

他方、中小企業向けのコンサルは、年収自体はそれほど高いものではありませんでした。
中小企業向けのコンサル業務で稼ぐのは、なかなか厳しいようです。

なお、参考までに大手外資コンサル会社の年収を、以下で示しておきます。

コンサル会社初任給平均年収
マッキンゼー700万円1,800万円
ボストンコンサルティング700万円1,860万円
アクセンチュア530万円900万円
出典:レックスアドバイザーズ

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会計士がコンサルタントを目指す際の注意点

転職候補先のコンサル内容を理解しているか

繰り返しになりますが、コンサル業務には様々なものがあります。

また、どのような業務に、どこまで関与するかは、当然ながらコンサル会社によって変わってきます。

例えばファームとして手広く手掛けていたとしても、各人が広く関与できるとは限りません。
特に大きい事務所だと、業務が分断・細分化されていたりします。

かといって、小さい事務所だと小回りが利く分、浅く広く、かつ専門性に乏しく、かえって中途半端だったりします。
また逆に、極端に狭く深かったりすることもあるかもしれません(ニッチ過ぎてつぶしがきかない、などといったケースです)。

そこでポイントとなるのが、

自分がどのような業務内容にどこまで関与できるのか。

転職エージェントから十分情報を得たうえで、転職候補先の事務所等で必ず内容を確認しておきましょう。

もちろん、コンサルティングの知識自体を仕入れておくことは言うまでもありません。

自分に適性はあるか

「敵を知り、己を知る」ではないですが、自分自身の適性を理解していないまま転職しようとする人が後を絶ちません(恥ずかしながら、かく言う筆者も若い頃、そうでした😅)。

せっかくコンサルの内容について情報を得ても、これでは意味がありません。

とにかくコンサルティングは監査以上に適性が問われるのです。

漠然と「今後の差別化のために何かコンサルでも経験しておくか」では後悔する可能性が極めて高いと言えるでしょう。

例えば、税務に向いている人が業務改善系や戦略系で頭角をあらわすのはなかなか厳しいと思います。

またコンサルに対する熱意(執着と言ってもよい)も大切です。

「自分はコンサルをやりたくてたまらない、居ても立っても居られない!」

このぐらいで丁度よいと思います。

コンサルへの転職にはエージェントの活用がベスト

会計士にとってコンサルへの転職は想像以上に大変です。

他方で、わかったつもりで見切り発車してしまい、後悔する人も結構います。

その理由の一つに、CPA資格や監査経験を過信していることが挙げられます。

ですが、転職候補先の情報収集にしても、自己分析にしても(失礼ながら)甘すぎるのです。

なので、こうした観点からも転職エージェントの活用は不可欠になってきます。

そこで、ここでは特に会計士の転職に強いエージェントを紹介しておきます。

スクロールできます
マイナビ会計士MS-Japanレックスアドバイザーズジャスネットキャリア
得意分野公認会計士管理部門
士業
公認会計士
税理士
公認会計士
税理士
主な年齢層20代・30代20代~50代20代~40代20代・30代
設立(歴史)1973年1990年2002年1996年
※各エージェントのプロモーションを含みます。

迷ったらマイナビ会計士がオススメです。

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なお、他のエージェントも優良ですので、併せての活用も一考です。
担当者との相性の問題があるほか、エージェントどうしで比較検討することができるからです。

おわりに

公認会計士が目指すコンサルタント像について解説してきました。

ともすれば、華やかに見えるコンサルですが、その業務内容は様々ですし、転職先についても同様です。

また、何よりコンサルタントの向き不向きは会計士の適性以上に問われますので、自己分析も欠かせません(求められる資質が互いに相反することさえあり得ます)。

ですの、ぜひ本記事を参考にしていただき、コンサルの道へ踏み出すのか否かも含め、各人に合ったキャリア選択をしていただきたいと思います。

ご発展とご活躍を祈っています。

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